芸術広場|Office I Ikegami blog

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サイ・トゥオンブリーの写真―変奏のリリシズム― ・DIC川村記念美術館で8月28日まで   アメリカの現代美術を代表する芸術家サイ・トゥオンブリー(1928~2011年)が、1951年から亡くなるまでの60年間に撮影した写真の中から100点を紹介する「サイ・トゥオンブ …Continue reading →

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日伊国交樹立150周年記念 
ミケランジェロ展 ルネサンス建築の至宝
素描を通してミケランジェロの精神に触れる。建築の全貌を紹介。   イタリアルネサンスの天才芸術家ミケランジェロ・ブオナローティ(1475~1564年)は彫刻、絵画、建築全てに傑出した腕をもち、深い精神性をたたえた感動的な …Continue reading →

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みんな、うちのコレクションです   原美術館の魅力を堪能。多様な現代美術作品が、建築と対話しながら展開。   原美術館は現代美術の優れた企画展を数多く催してきている。ここは、難しく思える時代の先端を行く美術を扱いながらも、広い層に高い人気をもつ美術館だ …Continue reading →

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江戸の博物学 ~もっと知りたい!自然の不思議~  ●静嘉堂文庫美術館で8月7日まで   『解体新書』や『波留麻和解』など教科書でもおなじみの書物の実物、263種の魚類が描かれた魚譜、20年にわたり約2000種類の花や実を写生してまとめた植物図譜など、江戸の博物学に関する …Continue reading →

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新刊案内2016年7月号 ☆おすすめの一冊 2016/6/2発売 ・誠文堂新光社 『ゴッホの椅子』 ¥2,300 著:久津輪雅 B5 黒田辰秋が「民藝椅子の横綱」と讃え、民藝運動のリーダーたちをも魅了したスペイン製の椅子。 今も根強いファンのいる …Continue reading →

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声ノマ 全身詩人、吉増剛造展   耳を澄まし、目を凝らし、吉増剛造の破格の詩の世界に浸る。   不思議な吸引力をもつ展覧会。   ■多様な表現形式すべてが詩である。   東京国立近代美術館で開催中の「声ノマ 全身詩人、吉増剛造展」は、日本を代表する現 …Continue reading →

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西洋更紗 トワル・ド・ジュイ展 田園風景や花を描いた、華麗なフランスの布の物語。   ■トワル・ド・ジュイとは   トワル・ド・ジュイとは、フランス語で「ジュイの布」の意。田園に遊ぶ人々や花の楽しく優雅な図柄を木綿の布地にプリントしたものだ。18世紀後 …Continue reading →

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若林奮 飛葉と振動 @うらわ美術館   名古屋、足利、葉山、府中と全国を巡回してきた「若林奮 飛葉と振動」展が、最終会場のうらわ美術館で開催されている。   若林の「庭」に着目した本展では、基本となる作品に加え、各館の特色を生かした展示が注目されてきた。今 …Continue reading →

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日伊国交樹立150周年記念 カラヴァッジョ展 美術史を塗り変えたカラヴァッジョの革新とは。 国立西洋美術館にて6月12日まで開催。来館者30万人突破(5/25現在)   ■見応えのあるカラヴァッジョ展。国立西洋美術館は世界遺産登録へ。   5月17日、うれしいニュー …Continue reading →

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みんなの建築ミニチュア展 こんな楽しい建築展があったとは!   エッフェル塔がいったい何塔あるのだろう。それにしてもなんと美しい形状か。緩やかなカーブが空を突く。支える部分は動物の四本脚のようで愛敬もある。パリのエッフェル塔は、フランス革命百周年 …Continue reading →

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アートニュース 第27回 五島記念文化賞美術新人賞に川村亘平さん(影絵)、東影智裕さん(彫刻)   美術とオペラの分野で活動する優れた人材を発掘し、一年間の海外研修や、帰国後の成果発表で助成を行う五島記念文化賞(主催:公益財団法人 五島記念文化財団)の平成28年度、第27回の受賞者が決まり、美術新人賞に影絵の川村亘 …Continue reading →

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PARIS  オートクチュール ― 世界に一つだけの服 三菱一号館美術館で初めてのファッション展。芸術作品としてのパリの手仕事。 いま新たな光が当たるオートクチュールの世界。   ■19世紀後半のパリで誕生したオートクチュール   鮮やかな赤地に、大きく湾曲する豪快な黒い装飾 …Continue reading →

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META real 2016 
新旧入れ替えたメンバーで再スタート
  日本画の伝統的な画材や技法を受け継ぎながらも、現代社会を生きるうえでの表現を模索し、可能性を切り開こうとする作家によるグループ展「META」の2016年展が、3月29日から4月10日まで、神奈川県民ホールギャラリーで …Continue reading →

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第19回 岡本太郎現代芸術賞展 
岡本太郎賞に三宅感の巨大壁画
  第19回岡本太郎現代芸術賞の受賞者が決まり、大賞の岡本太郎賞(賞金200万円)に三宅感の《青空があるでしょう》が、岡本敏子賞(賞金100万円)に折原智江の《ミス煎餅》、特別賞(賞金50万円)に笹岡由梨子の《Atem》 …Continue reading →

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没後100年 宮川香山展 明治から大正期、世界を驚かせた陶芸家 宮川香山。 超絶技巧による強烈と典雅の二つの世界。   「宮川香山は陶器と磁器の二つを完璧にこなすという、通常あり得ないことを成し遂げた人です」と、服部文孝 瀬戸市美術館館長はプレス …Continue reading →

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若林奮 飛葉と振動 @府中市美術館   全国5会場を巡回中の「若林奮 飛葉と振動」展。その4会場目となる府中市美術館での展覧会が、若林奮(1936年~2003年、東京生まれ)の誕生日にあたる1月9日から始まった。   同館は、若林の自宅から直線で約2キロに …Continue reading →

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はじまり、美の饗宴展 
すばらしき大原美術館コレクション
倉敷にある大原美術館のベストコレクション。多様性にも驚く。   ■西洋美術を公開展示する「はじまり」の場所   岡山県倉敷市にある大原美術館は1930年、日本で初めて西洋美術を紹介する本格的な美術館として、倉敷の実業家で …Continue reading →

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1920~2010年代 所蔵工芸品に見る 
未来へつづく美生活展
近代KOGEIが志向したものとは何か。 東京国立近代美術館工芸館で感じる、豊かな時間。   東京・竹橋にある東京国立近代美術館の本館を過ぎて、上り坂の道を千鳥ヶ淵の方に数分歩くと、赤煉瓦2階建の重厚な洋館が見えてくる。三 …Continue reading →

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第18回 DOMANI・明日展
未来を担う美術家たち 文化庁芸術家在外研修の成果
表現と素材 物質と行為と情報の交差をテーマに 国立新美術館で1月24日まで開催   文化庁が若手芸術家を海外に派遣し、研修の機会を提供して支援する制度の成果発表の場である「DOMANI・明日」展の第18回が、東京・六本木 …Continue reading →

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プラド美術館展 
―スペイン宮廷 美への情熱
小作品を選りすぐった本展。なぜこんなに魅惑的なのか。   会場の最初の部屋で、なんとも清らかで豊かな印象を残す聖母子像に出合った。青の衣装と赤いマントを装い、幼子イエスを抱く長い金髪の聖母マリア。伏し目がちに斜め前に視線 …Continue reading →

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