March 29, 2024
・みすず書房 『ルシアン・フロイドとの朝食』
¥5,500 著: ジョー ディ・グレッグ、小山太一 A5
肖像画というには剥き出しすぎる人間の姿を描き続けたルシアン・フロイドは一体何に囚われていたのか。本人との会話や彼を知る身近な人々への取材をもとにあらわすルシアン・フロイド伝。
・水声社 『語るタンギー』
¥2,800 著:長尾天 B6
シュルレアリスムの画家としては珍しく理論的テクストを書かなかったイヴ・タンギー。
わずかな資料に残された彼の声は、何を語り、何を語らないのか。
アンケート・インタビュー・書簡を網羅したテクスト集成。
・西村書店 『レオナルド・ダ・ヴィンチ』
¥2,800 著:マルコ・カルミナーティ、森田義之 B5
誰もが知る名画を各巻で1点ずつ取り上げ、その秘密に迫るアートガイド・シリーズ第4弾。
本巻では、「微笑み」「空の青色」など10のキーワードから、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」を読み解く。
・西村書店 『ボッティチェリ』
¥2,800 著:ステファノ・ズッフィ、松 下ゆう子 B5
誰もが知る名画を各巻で1点ずつ取り上げ、その秘密に迫るアートガイド・シリーズ第4弾。
本巻では、「抱擁」「オレンジの木」など20のキーワードから、ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」を読み解く。
・勁草書房 『ボッティチェリ《プリマヴェラ》の謎』
¥2,500 著:クリストフ・ポンセ ヒロ・ヒライ A5
イタリア・ルネサンスの偉大な芸術家ボッティチェリ、その幻想的な代表作《プリマヴェラ》に秘められた謎にせまる。
・東京美術 『かわいいルネサンス』
¥1,800 著:池 上英 洋 A5
14~16世紀にかけてイタリアを中心に隆盛をみた文化現象「ルネサンス」。
頬杖をついて、無垢な表情で上方を見上げる天使たちなど、無自覚に創り出された「かわいい」ルネサンス美術を、テーマごとに見る本。
・小学館 『西洋絵画の歴史2 バロック・ロココの革新』
¥1,200 著:高橋裕 子、 高階 秀爾 新書
15世紀ルネサンスから20世紀までの西洋絵画の歴史を、数多くの美麗な作品図版、詳細な図解でたどる、「西洋絵画の歴史」全3巻のうち第2巻。 複雑な時代の様相を、数多くの美麗な図版とともに丁寧にわかりやすく概観していく、これまでになかった画期的な入門書。
・文藝春秋 『ゴシック美術形式論』
¥1,140 著:ウィルヘルム・ヴォリンガー、中野勇 A6
ヨーロッパ中世に花開いたゴシック美術はなぜどのように生まれたのか?
ドイツを代表する美術史家が、その根源に迫った歴史的名著。
・青土社 『ユリイカ 2016年1月臨時増刊号 総特集 春画 SHUNGA』
¥1,600 菊判
「春画」を総特集。白倉敬彦、早川聞多、酒井健、佐伯順子、三浦佑之らによる論考の他、池内紀、高山宏らによるエッセイ、辻惟雄×小林忠、上野千鶴子×田中優子の対談などを掲載。
・東京美術 『北斎クローズアップIV 風景画』
¥2,500 著:葛飾北斎、永田生慈 A4
クローズアップを多用することで、北斎が作品に込めた意志と練達の技に目をこらし、作画への情熱、飽くなき探究心に触れる。本巻では、名所絵の枠を超える“北斎の風景版画”を概観する。
・紫紅社 『日本の藍 ジャパン・ブルー』
¥1,200 著:吉岡幸雄、花林舎 文庫
紺絣の着物や筒描きの祝風呂敷など、身近な暮らしに溢れていた 藍染めの衣料。
ジャパン・ブルーとも称されるこの色の魅力を、 白に近い薄青から黒と見紛う藍色まで美しい写真で紹介。
・光村推古書院 『有職の文様』
¥2,000 著:小池良子 B5
宮中や公家の官職や儀式、装束や調度を指して「有職」といい、それらに特別に用いられた文様。
動物文や立涌文、唐草文といった「有職の文様」を、織り込まれた生地や描かれた調度品の写真とともに解説。
・幻戯書房 『虹の橋を渡りたい 画家・堀文子九十七歳の挑戦』
¥2,000 著:中田整一 B6
100年、この国を見つめてきた、孤高の日本画家・堀文子が言い遺しておきたいこと。長年の交流を持つ、近現代史のノンフィクション作家が新資料もふまえ、彼女の足跡をたどる決定版・評伝。
・武蔵野美術大学出版局 『ホスピタルギャラリー』
¥2,000 著:深澤直人、板東孝明 四六判
徳島大学病院のホスピタルギャラリーを深澤直人がディレクション。
大学病院と武蔵野美大が連携し、癒しの空間を作り出す。大学病院と美術大学、異色コラボの結晶!
・3331 Arts Chiyoda 『LUMINOUS DESPAIR 明るい絶望』
¥12,000 著:中村政人 A5
中村政人が全てフィルムで撮影した貴重な写真、約四万枚の中から1989-94年のソウルと東京に絞って厳選した写真作品。
・NOHARA 『野口里佳 夜の星へ』
¥2,800 著:野口里佳 B5変
ベルリンを拠点に国際的に活躍する野口里佳の新作。1 本のフィルムだけを使い、その撮影したすべての写真を撮影順で構成。取り消すことが不可能な「いま」という瞬間に満ちた1冊。
・筑摩書房 ちくま学芸文庫『土門拳写真論集』
¥1,400 著:土門拳、田沼武能
戦後を代表する写真家、土門拳の書いた写真選評やエッセイを精選。
巨匠のテクニックや思想を余すところなく盛り込んだ文庫オリジナル新編集。
・晶文社 『現代写真論 新版』
¥3,200 著:シャーロット・コットン、大橋悦子 A5
世界の現代アーティストの写真作品約250点をカラーで収め、歴史的にも美術的にも正しい解釈をあたえる、無類の写真評論。2010年刊行後、5年間の情報をアップデートした新版。
・エクスナレッジ 『東京建築さんぽマップ 最新版』
¥1,500 著: 松田 力 A5
世界に誇れる東京の建築遺産を効率よく巡る全50ルート、約500の建物を収録。
1ルートあたり、4km・1時間で約10の名建築に出会えるさんぽコースを設定。
建物の見方、街やその土地の歴史も見えてくる1冊。
・王国社 『日本のアール・デコの建築家』
¥1,800 著: 吉田 鋼市
こんなに豊かな世界があるのか。大正・昭和戦前期に開花した日本のアール・デコ建築。
その時代に活躍した13人の建築家の歩んだ道をたどりながら、今なお輝きを失わない各地に
現存する建物の見所を、建築家ごとに綿密な取材と豊富な写真を交えて解明する。
・青幻舎 『玩具とデザイン』
¥2,700 著:上條桂子 規格外
良質な玩具を扱い続けるアトリエニキティキが45年にわたり、日本の子どもたちに届けてきたヨーロッパの玩具を美しいビジュアルで紹介。
心に残る17組のトイメーカーの活動とトイデザインの歴史を1冊にまとめた。
・DU BOOKS 『世界のかわいいきのこデザイン』
¥1,800 著:飯沢耕太郎、北川公子 B6
レトロな松茸狩り案内書から椎茸弁当の包み紙、切手、レターセットやポストカード、紙ナプキン…きのこの見方がちょっと変わる!?世界中で愛されている、ペーパー・マッシュルームコレクション!
・中央公論新社 中公新書ラクレ『だからデザイナーは炎上する』
¥800 著:藤本貴之
あのデザインスキャンダルはなぜ起きた?パクリは全部NG?これからも生き残るデザイナーとは?
来たるべき“冬の時代”に備え。
・河出書房新社 『20世紀ファッションの文化史 新装版』
¥1,800 著:成実弘至 B6
ポワレ、シャネル、ディオールから、コム・デ・ギャルソン、マルジェラまで、彼らはファッションの地平をどう切り開いてきたか。20世紀ファッションの到達点を改めて考察する、新しいファッション文化史。
・六耀社 『工芸未来派』
¥2,650 著:秋元雄史 A5
工芸か?現代アートか?いま、工芸の世界に新しい潮流が流れている。名付けて、「未来工芸派」。
「未来工芸派」50人の工芸作家の作品をジャンル別に紹介。
・CCCメディアハウス 『原由美子のきもの暦』
¥2,000 著:原由美子 A5
人気スタイリスト原由美子が提案する、伝統とモダンが調和するきものたち。睦月から師走まで、季節を彩るきものに12のエッセイを添えて。「フィガロジャポン」人気連載、待望の書籍化。
・グラフィック社 『うれしい手縫い』
¥1,600 著:横田株式会社 A5
刺しゅう作家の樋口愉美子、デザイナーの月居良子、藍染め作家・背守り蒐集家の鳴海友子などが登場。糸と針仕事をめぐる、素敵な10の物語をお届けする。カバー裏に「手縫いの基本」を掲載。
・誠文堂新光社 『カワイイヲリガミ細工』
¥1,500 著:中島種 二、 COCHAE B5
戦前に折紙細工の本を数冊出版した中島種二。作品はどれも戦前に考えられたものとは思えないほどかわいくてオシャレで、簡単。中島種二の3冊の原書をもとに、折紙細工の作り方を紹介。
・日東書院本社 『江戸浮世絵で楽しむ切り紙』
¥1,400 著:いろけん B5
モビール作家のいろけんが、名作浮世絵、二十四節気、江戸模様と家紋、動植物など、ほぼ直線の連続でカットできるようにデザインした、5分で作れる切り紙を紹介。100点の型紙を収録。
・アノニマ・スタジオ 『あいであ』
¥1,500 著:こうのあおい
1972年にイタリアで刊行された絵本『ふゆ』が冬の定番となりつつある、こうのあおいの新作絵本。
みんなで考えること、手を動かすこと、行動すること、シンプルな内容から大切なメッセージを伝える。
・木楽舎 『芸術と科学のあいだ』
¥1,500 著:福岡伸一 B6
芸術と科学が混ざり合う軌跡をたどりながら、バランス、対、記号、擬態などをキーワードに俯瞰すると、どんな物語が潜んでいるのか。『生物と無生物のあいだ』『動的平衡』の著者が科学の言葉で解き明かす、芸術深読み論。
・河出書房新社 『宇宙画の150年史』
¥3,800 著:ロン・ミラー、日暮雅通 A4
ヴェルヌの『月世界旅行』挿絵からギーガーの『エイリアン』まで、人類の夢と叡智が生んだ科学的「想像宇宙」のすべてを、320作品以上のカラー絵画で見せる初めてのヴィジュアル本。
・朝日出版社 『圏外編集者』
¥1,650 著:都築響一 B6
珍スポット、独居老人、地方発ラッパー…。文化的なメディアが見ない、本当に新しい無名の異才を発見し伝えつづける編集者が、なぜ、どのように本を作ってきたかを初めてぶちまける。
・朝日出版社 『触楽入門』
¥1,580 著:仲谷正史、筧康明、三 原聡 一郎、南澤孝太 B6
さわってないのにわかったつもり…。触れるということの面白さを、だれでも気楽に試せる「問い」の形で紹介。触感の科学からモノ、心、身体、アートまで、忘れられている「触感の世界」を案内する本。
・誠文堂新光社 『大和言葉つかいかた図鑑』
¥1,200 著:海野凪子、ニシワキタダシ B6
使ってみると、日常がちょっとウキウキする。日本人の感性にしっくりくる優しい響きの和の言葉。
奇跡のベストセラータッグが、大和言葉を身近な例文となごむイラストで解説。
・白水社 『愛犬たちが見たリヒャルト・ワーグナー』
¥2,900 著:ケルスティン・デッカー B6
こよなく愛した犬たちとの関わりを通して、大作曲家の生涯と創作の秘密を明らかにする。
笑いと感動、時には呆れつつも心揺さぶられる、敬意と皮肉とユーモアに満ちた斬新な評伝。