芸術広場|Office I Ikegami blog

第4回 恵比寿映像祭「映像のフィジカル」

アジア初上映となる「ニューヨーク・タイムズの内側」が映像祭として初めてのとりあげではないだろうか?!
メディアの変容の時代:インターネットの時代における新聞というメディアのあり方を、ウィキリークスの情報公開やツイター等のソーシャルメディア
による無償の情報提供の事例を挙げながら分析する非常に面白い、これからの時代の重要なテーマであるように思う。
欧米ばかりでなく、アジアひいては日本のメディア社会においても最重要課題になると思う報告ドキュメンタリーである。
もともと「映像=フィジカル」でありながら、不可思議なアートであったり、実験的・前衛的映像に偏りがちだった映像祭が根本的な命題に
立ち返って描き出される映像にも注目している点が、今年の映像祭の特徴ではなかろうか・・・??!!
”映像で「何が」描き出されているかではなく、映像そのものが「いかに」作られているかー、主題や文学的なメッセージ性を問う前に、先ず
映像を成り立たせている技術や技能、道具や動力、流通のしくみといった側面までに目を向ける”と岡村ディレクターが語っているように
映像空間・時間、映像の身体作用、また今日的課題について、抽象的なものだけでなく物理的な現実的な諸問題にあり得べき方向性を
探る映像祭になれば良いと思う。
特筆する作家は「ウィリアム・ケントリッジ」「ジョナス・メカス」「アンドリュー・ロッシュ」「マーク・ルイス特集」

場所;恵比寿;東京都写真美術館
期間;2012年2月10日〜2月26日 15日間


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