January 12, 2026
2010年、公立美術館として初めての回顧展となる「平明・静謐・孤高-長谷川潾二郎(はせがわりんじろう)展」は、「無名」の画家に再評価の機運が高まる契機にもなりました。
猫の絵といえば、りん二郎さんの「猫」を思い浮かべる人も少なくないでしょう。
この猫の名前は「タロー」。シマシマの猫「タロー」の背中は思わず撫でたくなるような柔らかな曲線を描いています。
制作途中でタローは死んでしまい、ヒゲはりん二郎さんの想像で描かれました。
実物を見ないまま描いたヒゲに納得がいかなかったので、タローのヒゲは片方しか描かれないまま、制作終了となりました。
歳月をかけ、納得いくまで観察しないと描かない寡作、孤高ともいえる制作姿勢は、一部の識者に高い評価を受けながらも、その画業の全貌はいまだ明確にされておりません。
長谷川潾二郎2011年カレンダーに収録されている作品群の中には、有名な「猫」の絵以外にも「猫と毛糸」の絵が描かれております。
「りんじろうの猫」が好きな人にはおススメです。
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