芸術広場|Office I Ikegami blog

『オルセー美術館展2010 ポスト印象派 』を観て・・・・!

「ベスト・オブ・オルセー」展!  モネ、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、ルソーをはじめとする絵画115点が、フランスからごっそりやってきた・・・・!!!
モネ«ロンドン国会議事堂、霧の中に差す陽光»、セザンヌ«篭の静物、または台所のテーブル»、ゴッホ«自画像»、ルソー«蛇使いの女»をはじめ、
オルセー美術館から初来日する作品は約60点、本展出品作品の半分以上におよぶ。

開館後およそ25年を経て、オルセー美術館の展示スペースの大掛かりな改修工事に入り、
コレクションの一部をオーストラリア国立美術館(キャンベラ)、国立新美術館(東京)、アメリカ:デ・ヤング記念美術館(サンフランシスコ)の三箇所で開催されこととなり、

単なる印象派展ではなく、
印象派を起点として、芸術上の決定的な転換(象徴主義の確立と壁面装飾の復活)と
モネ、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、ロートレックといった
巨匠たちの芸術上の革新の高まりと世紀末パリという文化的宝庫から流れ出たいくつもの豊かな水脈がお互いに交差し、
ポスト印象派世代の果敢な挑戦と豊穣な遺産が
当時のヨーロッパ社会や時代全体を動かしていたムーブメントを感じる画期的な展覧会であると思える。

なかでも印象的で秀逸な展示は

第3章
セザンヌとセザンヌ主義:芸術における普遍的言語、解剖学的精確、堅牢的画面構成、独創的空間表現などなどの画期的かつ斬新な成果はキュビズムや抽象絵画など、後世に多大な影響を及ぼす。
«水浴の男たち»
«セザンヌ夫人»
«キュスターヴ・ジェフロワ»
«サント=ヴィクトワール山»
«セザンヌ礼賛»
セザンヌの静物画をナビ派の画家たちの絶賛:モーリス・ドニ作

第4章
トゥールーズ=ロートレック:心酔していた印象派からの脱却、モンマルトルへの深い共感、素早いスケッチ風の独自のスタイルが虚飾に潜む人間の真の姿を露にする的確さ。
«黒いボアの女»
«女道化師シャ=ユ=カオ»
«赤毛の女(化粧)»

第5章
ゴッホとゴーギャン:人間の本質を追及した単純で力強い、激しい色彩による独自のスタイル。
«自画像»
«アルルのゴッホの寝室» 
«星降る夜»
«黄色いキリストのある自画像» 
«牛のいる海景、または深い淵の上で»«タヒチの女たち»

第8章:内面の眼差し:象徴主義のモロー、ルドン、ヴュイヤールの神秘的な精神世界を表現していて感動ものです。

こんなまとまって、一堂に会するオルセー展は二度とない・・!館長言ありで必見です!!!



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