若林奮 飛葉と振動@神奈川県立近代美術館 葉山 今年の5月から名古屋市美術館をはじめとし、全国5会場を巡回中の「若林奮 飛葉と振動」展。その3会場目となる神奈川県立近代美術館 葉山での展示の特徴を紹介する。 神奈川県立近代美術館は、彫刻家の若林奮(1936 …Continue reading →
May 3, 2024
若林奮 飛葉と振動@神奈川県立近代美術館 葉山 今年の5月から名古屋市美術館をはじめとし、全国5会場を巡回中の「若林奮 飛葉と振動」展。その3会場目となる神奈川県立近代美術館 葉山での展示の特徴を紹介する。 神奈川県立近代美術館は、彫刻家の若林奮(1936 …Continue reading →
IMA(イマ) Vol.14 特集「深遠なるモノクローム」 世界の都市を舞台に展開する「Diorama Map」シリーズをはじめ、 写真コラージュという手法を用いたコンテンポラリーな作品で 国内外で注目が高まっているフォトグラファー・西野壮平の作品が 表紙の予定です。 また、写真 …Continue reading →
ペインティングの現在―4人の平面作品から― 川越市立美術館で浅見貴子、荻野僚介、樺山祐和、高橋大輔の作品 埼玉県西部地区唯一の公立美術館である川越市立美術館で、西部地域ゆかりの4人の平面作家を紹介する「ペインティングの現在」展が開かれている。普段は同じスペース …Continue reading →
髙田安規子・政子 Four seasons 東京・世田谷の住宅地にあるGALLERY TAGA2で髙田安規子・政子の四季をテーマとした展覧会が開かれている。 双生児ユニットの2人は、トランプに刺繍をして大きな絨毯に見立てたり、軽石で円形競技場を表現したり、 …Continue reading →
特別展 《裸婦図》重要文化財指定記念
村上華岳
― 京都画壇の画家たち
内省的な日本画家・華岳の傑作《裸婦図》への道のり。 師である栖鳳の《班猫》や京都画壇の珍しい作品も。 「其美しい目的物、そう云ふものも描き度いし、求めてる意志と云ふものも描き度いと思ってゐる」(村上華岳、「感想」『制 …Continue reading →
森鷗外記念館で現代アート!Vol.3
「刹那」よ「止まれ、お前はいかにも美しいから」
●佐野陽一と富岡直子の作品がエントランス、図書室などに 明治の文豪、森鷗外の旧居跡に建つ、東京・文京区の森鷗外記念館で現代美術作品を展示する「森鷗外記念館で現代アート!」が開かれている。 森鷗外の仕事や作品を現代 …Continue reading →
茨城県北芸術祭 KENPOKU ART 2016
来年9月~11月に開催
茨城県北部の日立市、常陸太田市、高萩市、北茨城市、常陸大宮市、大子町を会場に2016年9月17日から11月20日まで「茨城県北芸術祭」が開かれる。 テーマは「海か、山か、芸術か?」。太平洋の海と里山の自然に恵まれ …Continue reading →
逆境の絵師 久隅守景 親しきものへのまなざし 江戸初期に活躍した異色の絵師。久隅守景の描く温かな日常の風景。 東京のサントリー美術館で、久隅守景(くすみもりかげ)の大規模な展覧会が開催されている。守景は江戸時代初期、17世紀に活躍した狩野派出身の絵師で、四季耕作 …Continue reading →
マルモッタン・モネ美術館所蔵
モネ展 「印象、日の出」から「睡蓮」まで
モネが一生涯続けた絵画への果敢な挑戦 移ろう光を追い求めた印象派の巨匠クロード・モネ(1840~1926)。日本で展覧会はたびたび開かれてきたが、本展はマルモッタン・モネ美術館所蔵の作品によりモネの創作の世界を探ると …Continue reading →
戦争と平和 伝えたかった日本
戦後70年 報道写真を検証 IZU PHOTO MUSEUM
戦後70年を迎えた今年、戦中、戦後の報道写真をテーマに、プロパガンダの足跡を辿る展覧会が静岡県・三島のIZU PHOTO MUSEUMで開かれている。 日本のジャーナリズムがどのように生まれ、戦争と関わったのかを …Continue reading →
藤田美術館の至宝
国宝 曜変天目茶碗と日本の美
大阪にある、日本と東洋古美術の驚きの名品コレクション。 仏像や絵巻から、宇宙の神秘を閉じ込めたような茶碗まで。 ■実業家・藤田傳三郎らのコレクション。「同好の友とよろこびを分かつ」 藤田美術館が所蔵する美術品は、 …Continue reading →
緑の森の一角獣座 1995‐2015 記録
@神保町・gallery福果
若林奮・日の出の庭の仕事を詳細に 「若林奮 飛葉と振動」展が神奈川県立近代美術館 葉山で8月15日から始まった。名古屋市美術館、足利市立美術館に次ぐ第3会場となる同展では、1975年に制作された≪地表面の耐久性につい …Continue reading →
サイ トゥオンブリー:紙の作品、50年の軌跡 描画された詩。直感が横溢する紙の作品の魅力。 サイ トゥオンブリーの世界にずっと浮かんでいたい。 叩きつけたような絵具の色相がつくるのは花火か嵐なのか。線がぐるぐると描かれ重なり果てしなく大きな円となる。殴り書きのよ …Continue reading →
生誕130年記念 前田青邨と日本美術院―大観・古径・御舟― 生動感のある歴史画を中心に、近代日本画を開拓した青邨の世界。 日本美術院の画家たちとの影響関係のなかで探る。 ■21年振りに山種美術館所蔵の青邨全作品を公開 「古画が、いかに至難なところを唯一線でよく表現している …Continue reading →
絵の始まり 絵の終わり
下絵と本画の物語
・日本画の成立や展望を探る 日本画の完成作である本画に至るまでに描かれる下絵や素描に光をあて、画家の思考錯誤の過程や作品に込められた意図を読み解く展覧会が開かれている。 江戸幕府の御用絵師である狩野家で用いられた …Continue reading →
若林奮 飛葉と振動 @足利市立美術館 「人間は自然の一部である」とのテーマを追求し続けた彫刻家若林奮(1936~2003年)。その没後10年を経た大規模な回顧展「若林奮 飛葉と振動」が全国5会場で開催中だ。5月21日号で紹介した名古屋市美術館展に次ぐ2会 …Continue reading →
映画「だれも知らない建築のはなし」 普遍的な問題を突きつける、注目の刺激的な一本。 東京・渋谷、シアター・イメージフォーラムにて ロングラン上映中。全国で続々公開。 公共建築のあるべき姿とは何か。建築の国際コンペとは何か。新国立競技場計画問題で考えさせ …Continue reading →
大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2015 ・7月26日から開幕 プレスツアーレポート 「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015」が7月26日(日)に開幕する。6回目を迎える今回は、新潟県の十日町市、津南町の760平方キロメートルにわたる越後妻有区 …Continue reading →
「ヘレン・シャルフベック 魂のまなざし」 【東京展】2015 年6 月2 日~7 月26 日 東京藝術大学大学美術館にて 【仙台展】2015 年8 月6 日~10 月12 日 宮城県美術館にて 【広島展】2015 年10 月30 日~2016 年1 月3 日 奥 …Continue reading →
「鴨居 玲展-踊り候え」 自らの弱さや醜さを突き詰め、人間の内面を抉り出し、喜びのなかに悲しみを感じ、絶望の中に一筋の強い輝きを発して世を去った画家・鴨居玲。 瀟洒でありながら滑稽であったり、醜い老人の姿に”死”の漂う気配で表現した鴨居玲の初めて …Continue reading →