芸術広場|Office I Ikegami blog

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若林奮 飛葉と振動 @うらわ美術館   名古屋、足利、葉山、府中と全国を巡回してきた「若林奮 飛葉と振動」展が、最終会場のうらわ美術館で開催されている。   若林の「庭」に着目した本展では、基本となる作品に加え、各館の特色を生かした展示が注目されてきた。今 …Continue reading →

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日伊国交樹立150周年記念 カラヴァッジョ展 美術史を塗り変えたカラヴァッジョの革新とは。 国立西洋美術館にて6月12日まで開催。来館者30万人突破(5/25現在)   ■見応えのあるカラヴァッジョ展。国立西洋美術館は世界遺産登録へ。   5月17日、うれしいニュー …Continue reading →

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みんなの建築ミニチュア展 こんな楽しい建築展があったとは!   エッフェル塔がいったい何塔あるのだろう。それにしてもなんと美しい形状か。緩やかなカーブが空を突く。支える部分は動物の四本脚のようで愛敬もある。パリのエッフェル塔は、フランス革命百周年 …Continue reading →

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新刊案内 2016年05月号 山川出版社 『安野光雅 会いたかった画家』 ¥1,800 著:安野光雅 A5変 小さな美術館ができました。クレー、ブリューゲル、モディリアーニ、ゴッホ、ルソー、小村雪岱、花森安治……、 美しさを前に思わず立ち尽くした絵か …Continue reading →

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アートニュース 第27回 五島記念文化賞美術新人賞に川村亘平さん(影絵)、東影智裕さん(彫刻)   美術とオペラの分野で活動する優れた人材を発掘し、一年間の海外研修や、帰国後の成果発表で助成を行う五島記念文化賞(主催:公益財団法人 五島記念文化財団)の平成28年度、第27回の受賞者が決まり、美術新人賞に影絵の川村亘 …Continue reading →

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新刊案内 2016年04月号 ・青幻舎 「有元利夫 僕には歌があるはずだ」 ¥5,000  著: 有元 利夫 A4 38年の生涯を彗星のように駆け抜けた天才画家、有元利夫。 代表作を含む優品65点を収録した決定版! ◆西洋美術     ・講談社「ルノ …Continue reading →

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PARIS  オートクチュール ― 世界に一つだけの服 三菱一号館美術館で初めてのファッション展。芸術作品としてのパリの手仕事。 いま新たな光が当たるオートクチュールの世界。   ■19世紀後半のパリで誕生したオートクチュール   鮮やかな赤地に、大きく湾曲する豪快な黒い装飾 …Continue reading →

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META real 2016 
新旧入れ替えたメンバーで再スタート
  日本画の伝統的な画材や技法を受け継ぎながらも、現代社会を生きるうえでの表現を模索し、可能性を切り開こうとする作家によるグループ展「META」の2016年展が、3月29日から4月10日まで、神奈川県民ホールギャラリーで …Continue reading →

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第19回 岡本太郎現代芸術賞展 
岡本太郎賞に三宅感の巨大壁画
  第19回岡本太郎現代芸術賞の受賞者が決まり、大賞の岡本太郎賞(賞金200万円)に三宅感の《青空があるでしょう》が、岡本敏子賞(賞金100万円)に折原智江の《ミス煎餅》、特別賞(賞金50万円)に笹岡由梨子の《Atem》 …Continue reading →

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没後100年 宮川香山展 明治から大正期、世界を驚かせた陶芸家 宮川香山。 超絶技巧による強烈と典雅の二つの世界。   「宮川香山は陶器と磁器の二つを完璧にこなすという、通常あり得ないことを成し遂げた人です」と、服部文孝 瀬戸市美術館館長はプレス …Continue reading →

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新刊案内 2016年03月号 ★オススメ★ 伊藤若冲の『鳥獣花木図屏風』がぬりえに! ・小学館 アートぬりえBOOK『若冲 ぬりえ どうぶつえん』 ¥1,000  A4 8万6千個ものマス目に色を塗った、空前絶後の大作『鳥獣花木図屏風』。 この絵に描 …Continue reading →

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新刊案内 2016年02月号 オススメの1冊! ・六耀社 「あぁとくんを みかけませんでしたか?」 ¥1,600  B4 著:ジョ ン・シェスカ 友だちの「あぁとくん」を探すつもりが、辿り着いた先は、ニューヨーク近代美術館(MOMA)。 少年とアート …Continue reading →

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若林奮 飛葉と振動 @府中市美術館   全国5会場を巡回中の「若林奮 飛葉と振動」展。その4会場目となる府中市美術館での展覧会が、若林奮(1936年~2003年、東京生まれ)の誕生日にあたる1月9日から始まった。   同館は、若林の自宅から直線で約2キロに …Continue reading →

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はじまり、美の饗宴展 
すばらしき大原美術館コレクション
倉敷にある大原美術館のベストコレクション。多様性にも驚く。   ■西洋美術を公開展示する「はじまり」の場所   岡山県倉敷市にある大原美術館は1930年、日本で初めて西洋美術を紹介する本格的な美術館として、倉敷の実業家で …Continue reading →

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新刊案内 2016年01月号 西洋美術 ・みすず書房 『ルシアン・フロイドとの朝食』  ¥5,500 著: ジョー ディ・グレッグ、小山太一 A5 肖像画というには剥き出しすぎる人間の姿を描き続けたルシアン・フロイドは一体何に囚われていたのか。本人と …Continue reading →

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1920~2010年代 所蔵工芸品に見る 
未来へつづく美生活展
近代KOGEIが志向したものとは何か。 東京国立近代美術館工芸館で感じる、豊かな時間。   東京・竹橋にある東京国立近代美術館の本館を過ぎて、上り坂の道を千鳥ヶ淵の方に数分歩くと、赤煉瓦2階建の重厚な洋館が見えてくる。三 …Continue reading →

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第18回 DOMANI・明日展
未来を担う美術家たち 文化庁芸術家在外研修の成果
表現と素材 物質と行為と情報の交差をテーマに 国立新美術館で1月24日まで開催   文化庁が若手芸術家を海外に派遣し、研修の機会を提供して支援する制度の成果発表の場である「DOMANI・明日」展の第18回が、東京・六本木 …Continue reading →

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プラド美術館展 
―スペイン宮廷 美への情熱
小作品を選りすぐった本展。なぜこんなに魅惑的なのか。   会場の最初の部屋で、なんとも清らかで豊かな印象を残す聖母子像に出合った。青の衣装と赤いマントを装い、幼子イエスを抱く長い金髪の聖母マリア。伏し目がちに斜め前に視線 …Continue reading →

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新刊案内 2015年12月号 ★西洋美術 ・講談社「新装版 ぼくはヨハネス・フェルメール」 ¥1,600 著:林綾野 B5 古文書に残された史実をもとに、フェルメールの暮らした家、街、家族への思いを探り、人生をたどる物語絵本。 ・講談社「ART BO …Continue reading →

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若林奮 飛葉と振動@神奈川県立近代美術館 葉山   今年の5月から名古屋市美術館をはじめとし、全国5会場を巡回中の「若林奮 飛葉と振動」展。その3会場目となる神奈川県立近代美術館 葉山での展示の特徴を紹介する。     神奈川県立近代美術館は、彫刻家の若林奮(1936 …Continue reading →

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